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2023年1月

 今年は10年に1度と言われる寒波が来襲し、とても寒い日が続きました。

 風が吹いているときは縮こまってしまいますが、ガーデンは日当たりがいいので、ウッドデッキなどはぽかぽかしています。

 1月後半になると、さすがに薔薇が少なくなってきましたが、ボレロ、聖火、ノックアウトなどはまだチラホラとつぼみをつけています。真冬に花が咲くことを狂い咲きというそうです。寒波の後、少し暖かくなると春が来たと勘違いしてつぼみをつけてしまうということなのですが、せっかくのつぼみが開いても元気がなく、しおれていくのが少し寂しいですね。

 ガーデンの小道を歩いて、ふと気が付くといつの間にか金柑がころころとした可愛い山吹色の実を結んでいました。

 温室の中ではブーゲンビリアが咲き乱れ、外では寄せ植えをしたパンジーとストックがガーデンに彩りを添えてくれています。

 タキグチガーデンでは専門の方にお願いして、薔薇の剪定をして頂いています。薔薇の剪定はとても難しく、品種や生育の状態によって手入れの仕方を変えていかなければいけないため、薔薇のプロでないとその見極めができないことがあるからです。

 1月は17日、18日と2日に分けてつる薔薇の剪定と誘引を行いました。2月には木薔薇の剪定に来ていただく予定になっています。春にはまた大輪の花をたくさん咲かせてくれるのを楽しみにしています。